INCHARGE 7 情報配信バックナンバー


INCHARGE 7 活用レポート 「第10号」

ユーザーサポート情報配信バックナンバー > 活用レポート(2015年09月配信分)

【INDEX】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
・食物アレルギーの対策としての手配機能
・海外のお客様をお迎えするコツとは
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 ★食物アレルギーの対策としての手配機能
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実際はなかなか重度のアレルギーをお持ちのお客様に対応することは難しいと
思いますが、可能な範囲での対策を行いたいとお考えの旅館・ホテル様は
多いのではないでしょうか。

今回は簡単にはじめられる対策として、手配機能を利用しての
食物アレルギー対策をご紹介いたします。

設定が必要なマスタは手配先マスタと科目マスタです。
場合によっては科目分類・部門も別にしたほうが使いやすいと思います。

まずはアレルギーの項目を科目マスタを使って登録します。



予約受付時に手配として先ほど登録したアレルギーを呼び出して登録します。

※領収書印字なしで設定した場合、単価の入力を行なうことはできません。



「卵アレルギー」が「別注料理」として登録されていますので
料理通しにも表示されます。

詳細は手配検索にて確認できますので、
アレルギーのお客様の一覧を作ることで館内の注意事項として
共有することができます。



このように、手配・注意が必要なことを、登録しておくことで、
様々なシーンで活用することができます。

・バス・タクシーの手配指示確認
・特別な対応が必要なお客様の把握
・お客様に請求はないけれど、個数の集計をしたい項目
・海外のお客様がいらっしゃる時の館内指示など。

是非ご活用ください。


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 ★海外のお客様をお迎えするコツとは?
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先日、弊社も参加した自社ホームページに関するセミナーで、講師の先生が
仰っていた海外のお客様を迎えるためのコツをご紹介します。

ズバリ!「アンマッチを防ぐこと」だそうです。

ビザ緩和により、外国人観光客も増えています。
文化、風習も違うことから、対応に苦慮する場面も少なくありません。

例えば、イスラム圏の方々をお迎えするのにハラール対応を
というお声も聞きます。
完璧に対応することが難しい場合、ホームページで
「対応できること、できないこと」を事前に、多言語でご案内しておけば、
お客様との認識の相違が軽減されます。

また、スタッフ間のお客様情報の共有は、本メールの活用事例にあるとおり、
INCHARGE7の手配機能でおこなうと、スムーズで
認識の漏れもなくなります。


<お客様へのご案内文の一例>

当ホテルではハラール認証などは受けておりません。
その為、ハラール専用のお料理やサービスの提供はできません。
調理場や調理器具は通常料理と共用です。
しかし、以下のお食事はご用意できます。

・豚及び豚由来品を含まない
・アルコールを使用しない
・乳製品を含まない

○○○プランのお食事は
穀物、野菜、果物、魚類のみを使用しています。

For Muslim Customers

Our hotel is NOT certified as halal.
Therefore, we cannot offer halal food and meal service.
We share kitchen and cookery with other ordinary meal.
However, we can offer the meal service below.

・Exclude pork and pork products
・Exclude alcohol
・Exclude dairy products

The ○○○ plan includes only;
grains, vegetables, fruits, fish

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最後に、セミナー講師の先生も仰っていましたが、
「海外からのお客様を歓迎する気持ち!」が一番大切で、
おもてなしのコツのようです。

参考にして頂ければと思います。


2016-05-31 更新