INCHARGE 7 活用事例集


顧客の名寄せについて

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【質問】
顧客の名寄せの仕方を教えてください。

【解決策】
顧客利用履歴振替の機能を使用して名寄せを行ないます。

利用履歴振替とは・・・別個の顧客利用履歴を1顧客内にまとめることが出来るINCHARGE7の機能です。
名寄せとは・・・重複顧客(別個に作成された同一名顧客・類似名顧客)を同一顧客にまとめる作業の事を指します。

【操作手順】
手順1.メインメニューの[顧客管理]⇒[顧客検索]とクリックします。
     [顧客検索]画面が起動します。


手順2.顧客情報画面で全顧客を一覧表示します。
     ここでは検索項目[顧客名]、内容[*]、範囲[異なる]として[検索]ボタンをクリックします。※一覧表示の一例
     他には、利用履歴[2099/12/31]〜[2099/12/31]+[にないもの]チェックONの手順でも一覧表示されます。


本手順は顧客件数3万件未満の場合が対象です。顧客件数3万件以上の手順については後述します。

手順3.「顧客名」の項目名の右隣にある「▼」をクリックし、「昇順」を選択します。
     顧客が名称の昇順に並び替えられますので、重複顧客を画面上で確認できるようになります。


手順4.重複顧客のうち、削除(振替)する方を選択して「削除」ボタンクリックします。
※古い方を統合先(振替先)とし、新しい方を削除する手順が一般的ですが、登録内容(備考内容などの登録精度)に応じて削除対象を決めて下さい。



手順5.顧客利用履歴画面が立ち上がります。
     振替え先(統合先)を選択し、削除区分が「2:利用履歴を他の顧客に振替える」が選択されていることを確認した上で、[実行]ボタンをクリックします。

※振替え先(統合先)が一覧表示されない場合は、[振替顧客検索]条件を変更して再検索して下さい。

手順6.重複データが統合されたことが確認出来ます。


◆顧客統合の詳細
統合対象・利用回数
・利用金額
・利用履歴
・最終利用
統合対象外
(振替先優先)
・顧客番号
・顧客名
・電話番号
・都道府県
・備考
・記念日
・自由集計項目、他全て
※上記表の通り、備考は統合されません。

顧客件数3万件以上の場合は?
⇒以下手順を実施します。

1.顧客検索画面で出力結果が3万件以内に収まる条件を指定します。
2.検索実行後[Excel]出力します。
3.全顧客の出力が終わるまで、上記1〜2の検索+Excel出力を繰返します。
4.全てのExcelデータを結合後、顧客名順に並び替えします。
5.重複顧客を特定します。
6.重複顧客特定後は、前述の手順3(顧客名の昇順・・・)〜手順6(重複データが・・・)と同一操作を行なってください。


2016-09-06 更新