INCHARGE 7 活用事例集


アレルギーなどの情報を管理伝達する方法について

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【質問】
先日、ご予約をいただいたお客様より、ご一緒に来られる方にアレルギーのある方が居ると事前に伺っていましたが、
館内での管理・伝達がうまくいっていなかった為に、当日クレームとなってしまいました。
アレルギーなどのお客様の情報はクレームや重大事故を引き起こしかねません。
このような予約毎に異なるお客様の情報を管理・伝達する良い方法はありませんか?

【解決策】
予約毎の情報をINCHARGE7に登録することにより、情報の集約と管理を一元化する事が可能となります。
また、登録されている情報は、関係各部署へ伝達・周知のために帳票・データとして展開することができます。

INCHARGE7での登録・管理方法は複数ありますが代表的な方法は以下の通りとなります。

@顧客情報の備考にて、顧客固有の情報を登録して伝達・周知する。
・顧客情報の備考にアレルギーの情報を登録します。
・予約詳細にて顧客リンクを行う事で、その他備考に顧客詳細の備考の内容が転記されます。
※「その他備考」に転記された「顧客情報:備考」の内容を精査して、内容に応じて他の備考に転記等を行ってください。

A予約詳細の備考に予約毎の情報を登録します。
・料理・会場備考にアレルギー情報を登録します。登録可能文字数が86文字となっていますので要約して登録を行います。

B予約詳細に利用明細にて予約毎の情報を登録します。
・アレルギー情報を科目一覧にて、「手配先:アレルギー情報・調理場など」「手配区分:別注料理」とした手配科目を作成します。
  ※「領収書印字:OFF」に設定する事により領収書に印字されません(金額0円以外は明細の登録を行うことができません)

・予約詳細の利用明細にてアレルギー情報の登録をおこないます。
  ※手配備考にアレルギー情報の詳細情報を設定することも可能です。

・作成たアレルギー情報の手配科目を「付物可否:ON」に設定する事により、プランに付物として登録する事が可能となります。
  ※プランの付物とする事によってアレルギー情報の明細を直接削除できなくなり、誤って情報を削除してしまうの事がなくなります。

・対象のプランの付物ボタンを押下して付物設定を起動します。

・アレルギー情報を付物設定にて登録します。
  ※数量設定を「人員により変更」とすることでプランの人数と同じ数量、「固定」とすることで任意の数量を設定することができます。

  ※手配備考にアレルギー情報の詳細情報を設定することも可能です。

・手配明細として登録したことにより、手配検索にて手配・確認の管理を行うことが可能となります。
・手配検索では手配区分や手配先を指定した検索を行うことができ、検索結果をExcelに出力して活用することができます。

C備考および手配明細にて登録した情報は各種帳票に以下のように出力されます。
1.料理通し
・別注料理に手配明細(アレルギー情報)が出力されます。
・備考に料理・会場備考が登録した内容が出力されます。

2.料理通し・集計
・別注料理に手配明細(アレルギー情報)の集計が出力されます。

3.10日間料理通し集計
・別注料理に手配明細(アレルギー情報)の集計が出力されます。

4.会場台帳
・備考に料理・会場備考が登録した内容が出力されます。

5.フロント台帳
・手配等に手配明細(アレルギー情報)が出力されます。
・「チェクイン・チェックアウト備考」「客室事項・料理・会場備考」「その他備考」および「手配明細備考」に登録した内容が出力されます。

6.予約者カード
・プラン情報に付物手配(アレルギー情報)が出力されます。
・手配明細に手配明細(アレルギー情報)が出力されます。
・「チェクイン・チェックアウト備考」「客室事項・料理・会場備考」「その他備考」に登録した内容が出力されます。

2016-01-29 更新